大谷翔平、決勝の“神の手生還”、地元メディアも称賛「このプレーはグッド!!!」

本拠地でのドジャース戦で代打で出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
本拠地でのドジャース戦で代打で出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

代打で出塁→内野ゴロで生還、ドジャースベンチはチャレンジも覆らず

■エンゼルス 5-3 ドジャース(日本時間11日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地ドジャース戦の8回先頭で今季初めて代打で出場。四球を選び、2試合ぶりの出塁をマークした。さらに内野ゴロの間に勝ち越しの生還。快足を生かした走塁に地元メディアは公式ツイッターで動画を添えて「このプレーはグッド!!!」と称賛している。

 この日は足で魅せた。同点の8回、先頭打者の代打で登場した大谷は、剛速球を武器とする右腕ケリーと対戦。ストレートの四球を選んで出塁した。その後、三塁まで進むと、1死満塁のチャンスで打席に入ったトーバーはボテボテのゴロ。三塁マンシーの前に転がったが、大谷はアクセル全開だ。

 マンシーの本塁送球が高くそれる間に快足を飛ばし、最後は豪快なスライディング。ジャンプして捕球する形となった捕手マーティンの着地とほぼ同じタイミングでホームへ左手でタッチした。ドジャースベンチはチャレンジしたものの、判定は覆らなかった。

 地元テレビ局「FOXスポーツ・ウェスト」の公式ツイッターはアグレッシブな大谷の勝ち越しシーンを動画で紹介。「このプレーはグッドだ!!!」と称賛していた。

 昨季はベーブ・ルース以来となるメジャー100年ぶりの二刀流として活躍。ア・リーグ新人王に輝いた大谷だが、大きなストライドが生み出す快足も相手チームにとって大きな脅威となっている。

(Full-Count編集部)

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