ロッテ平沢が打席で直面する課題 「スピードについていけない」と指揮官

二塁スタメンで出場も、日ハム増井の152キロ速球に手が出ず

 ロッテのルーキー平沢大河内野手は4日の日本ハム戦(QVCマリン)で、プロ入り初の二塁でスタメン出場したが、4打数無安打2三振と1軍の壁にぶち当たった。

 2回は2死二、三塁と絶好の先制機も、日本ハム増井の速球についていけず。内角152キロのストレートに腰を引いてよけたが、判定はストライクで見逃し三振。5回は二飛、7回は投ゴロ、8回は空振り三振の結果で、1軍出場9試合で16打数無安打11三振となった。

 遊撃・鈴木が5回にエラーでピンチを広げたたため、伊東監督は6回から平沢を遊撃に戻し、鈴木を二塁に置いた。平沢にレギュラー獲りへの発奮を促す采配だったが、守備は合格点も打撃はまだ厳しそうだ。

 伊東監督は「バットに当たるようになったが、スピードにはまだついていけない」と手厳しい。生きた球にどれだけついていけるか、まだまだ打席での経験が必要だ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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