楽天が6得点も…DeNAは7得点で逆転 両軍計10安打8四球、初回だけで1時間超の“大荒れ”

楽天・古川侑利(左)、DeNA・大貫晋一【写真:荒川祐史】
楽天・古川侑利(左)、DeNA・大貫晋一【写真:荒川祐史】

両軍の投手は計4人で101球を要す

■DeNA – 楽天(交流戦・22日・横浜)

 横浜スタジアムでのDeNA-楽天が初回から“超大荒れ”の展開となっている。

 横浜の先発はドラフト3位ルーキーの大貫。先頭・茂木に二塁打を浴びると、島内に適時二塁打を許して早々に先制点を献上。浅村は四球の後、ブラッシュには適時二塁打、銀次には再び四球で満塁とし、ウィーラーに右前適時打、辰己に押し出し四球と4失点。1死も奪うことができずに降板となった。

 2番手・進藤も流れを止められず、太田に適時を浴びると、2死から島内に押し出し四球。大貫の失点が「6」まで膨らんだ。DeNAは初回だけで5安打4四球で6点を失った。

 しかし、その裏にまさかの展開が。楽天先発・古川から神里が二塁打を放つと、1死からソト、筒香、宮崎が3連続四球で押し出し。ロペスの2点二塁打の後、伊藤光も四球で再び満塁。大和は適時打で2点差となり、古川はここでKOとなった。

 代打・楠本は楽天2番手・戸村の前に空振り三振に倒れたが、神里は逆転の3点二塁打。6失点の直後に7点を奪い返して試合をひっくり返した。さらに、乙坂もレフト前ヒットを放ったが、ソトは空振り三振に倒れた。

 初回の両チームの攻撃だけで1時間7分。両チーム合わせて計10安打8四球で13得点を挙げる衝撃的な展開。投手は4人で計101球を要した。

(Full-Count編集部)

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