大谷翔平、10号2ランで4打数1安打　エンゼルス4連勝で今季最多貯金「2」に

大谷は日本人5人目となる2年連続2桁本塁打

■エンゼルス 8-3 アスレチックス（日本時間28日・アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手が27日（日本時間28日）、本拠地でのアスレチックス戦に「3番・DH」で3試合連続スタメン出場し、2年連続2桁本塁打の10号2ランを放った。3回の第2打席で10号2ランの本塁打を放つと、その後打線が爆発。先発全員安打で8点を奪って快勝し、エンゼルスは4連勝で貯金を2とした。大谷は4打数1安打1本塁打2打点だった。

　初回の第1打席は右腕アンダーソンの前に見逃し三振に倒れた大谷。3回1死一塁での第2打席で、節目の一発が生まれた。1ボール1ストライクからの3球目、アンダーソンが投じた内角低めの難しいボールを捉えると、打球は中堅の頭上を超えてスタンドへと飛び込んだ。

　リードを3点に広げる豪快弾に、本拠地のファンは熱狂。出場9試合ぶりの一発で、ルーキーながら22本塁打を放った昨季に続く2年連続2桁本塁打を達成した。複数年連続2桁本塁打は松井秀喜氏以来、日本人5人目。昨季の51試合を上回る44試合目での2桁本塁打到達となり、日米通算80本目の本塁打となった。

　エンゼルス打線はこの大谷の本塁打を皮切りにプホルス、レンヒーフォの適時打などで大量5点を奪い、リードを拡大した。大谷は第3打席は空振り三振、第4打席は見逃し三振に倒れて、この日は4打数1安打1本塁打2打点で打率.290に。エンゼルスは快勝し、今季最長タイの4連勝で今季最多の貯金「2」とした。

（Full-Count編集部）