今季は助っ人が軒並み大当たり 首位・広島、最短で18日にマジック点灯へ
悲願の優勝へ2位巨人と6.5差、14日はヘーゲンズとエルドレッドが活躍
広島が悲願の優勝へ向けて、実に粘り強い戦いを続けている。
前週は阪神、DeNAと2カード連続で勝ち越し。猛追してくる2位・巨人とのゲーム差を6.5に広げた。最短で18日にマジックが点灯する。
主力選手に疲れが見え始めるこの時期、光ったのが助っ人外国人だ。14日のDeNA戦ではヘーゲンズが来日初先発。中継ぎ登板から中3日での先発だったが、5回3安打1失点と試合を作った。そして同点で迎えた7回に、不振のルナに変わって昇格したばかりのエルドレッドが勝ち越しの17号ソロ本塁打。これぞ助っ人というパワーを見せつけて勝利に貢献した。チームの危機を救った形になった。
ヘーゲンズは元々、先発も中継ぎもできる万能型として獲得していた。今回の先発は先発陣の駒不足での苦渋の起用だったようだが、今後、勝負所で先発またはロングリリーフ要因としてのメドが立ったことは非常に大きい。