阪神能見、今季10敗目で3年連続2桁黒星 “天敵”の広島新井に3打点を献上

打線は8戦連続で白星のないジョンソンを攻略できず…

 またしても“天敵”にやられた。阪神・能見篤史投手が16日の広島戦(京セラドーム)に先発。5回5安打3失点で2014年から3年連続2桁負けとなる10敗目を喫した。試合後は「自分が打たれているから負けるだけ。それは自分で改善していかないといけない」とコメントを残した。

 この試合前までの対新井は13打数5安打(1本塁打)の打率.385。一番、注意が必要な打者に3打点を献上してしまった。2回。先頭・新井に右翼席へ先制の14号ソロを浴びると、続く3回は無死満塁から右犠飛。さらに5回には2死二塁から右前タイムリーを浴び、3点目を失った。新井一人にしてやられた能見は「甘く入っているのもある。意識すればするほど甘く入ってしまった」と淡々と口にした。

 打線も8戦連続で白星のないジョンソンを攻略出来ず4安打で、今季8度目の完封負け。投打の天敵にしてやられた金本阪神。3位DeNAとのゲーム差は3.5に広がった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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