侍J小久保監督がダルビッシュ訪問、米メディア「WBCへ狡猾な圧力」と警戒!?
12日タイガース戦を客席から視察、言葉は交わさなかったが…
来年3月に開催される第4回WBCで侍ジャパンこと日本代表チームを率いる小久保裕紀監督は、現在、アメリカへ渡り、日本人メジャーリーガーたちと直接話し合いを持っている。この動きに敏感に反応したのが、レンジャーズの地元紙「ダラス・モーニング・ニュース」電子版だ。
小久保監督が、ダルビッシュの先発した本拠地での12日(日本時間13日)タイガース戦を訪れており、同紙は「かなりの時間、雨で遅れたが、それでも堪えて視察した」とリポート。「来春のWBCに参加するよう、ダルビッシュを説得するために、日本代表は狡猾な圧力をかけ始めた」と、短いながら警戒心を前面に出した記事で伝えている。
昨春、右ひじ靱帯再建手術を受けたダルビッシュは、今年が復帰1年目にあたる。復帰1年目は、肩肘に負担を掛けすぎないためにも、投球回数に制限を設けることが多い。それだけに、来春のWBCにダルビッシュが参加することは現実的ではないというのが、米国の一般的な見方だ。そんな背景もあり、小久保監督の視察に警戒を強めたようだ。
登板日だったため、ダルビッシュとは直接話ができなかったという小久保監督だが、WBCで対戦するであろうアメリカのメディアの目には直接訪問が「狡猾な圧力」と映ったようだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count