元燕35歳バーネット、マイナー降格で“家族会議” GM証言「次のステップを考えている」

カブスのトニー・バーネット【写真:Getty Images】
カブスのトニー・バーネット【写真:Getty Images】

カブスはバーネットを制限リストに入れたと発表していた

 カブスは1日(日本時間2日)、元ヤクルトのトニー・バーネット投手を制限リストに入れたと発表した。地元メディアによると、理由は「家族の問題」だという。

 バーネットは1月末にカブスと単年契約で合意し、右肩の炎症で出遅れていたが、6月23日(同24日)にメジャー復帰。24日(同25日)のブレーブス戦は0回1/3で2安打1失点、26日(同27日)の同戦は1回無安打無失点だった。しかし、シーズン途中に獲得したクレイグ・キンブレル投手がメジャー昇格するため、2試合で0勝0敗、防御率6.75の成績で傘下3Aアイオワに降格となっていた。

 米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のパトリック・ムーニー記者は「カブスのジェド・ホイヤーGMはトニー・バーネットが制限リストに入って40人枠から外れ、3Aアイオワから離れたことを認めた」とツイート。「トニーは今、家族と見直すことがあります」というホイヤーGMのコメントも紹介している。

 さらにムーニー記者はホイヤーGMが「彼は次のステップについて考えています。我々は彼に時間を与えます。彼はプロであり、本当に良い男です。キャリアのこの段階で、物事についてよく考えたいのです」とコメントしたことを紹介。バーネットは今年11月9日で36歳となる。“家族会議”で今後の進むべき方向性を定めることとなりそうだ。

 バーネットはヤクルトでの6シーズンで通算97セーブをマークし、16年に米球界に復帰。レンジャーズでメジャーデビューを果たし、昨季は22試合登板で2勝0敗、防御率2.39の成績を残していた。

(Full-Count編集部)

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