元DeNAグリエル、メジャー初打席初安打に「とってもエキサイトした」
21日オリオールズ戦でデビュー 右脚張りで途中交代も大事に至らず
元DeNAでアストロズ所属のユリエスキ・グリエル内野手が21日(日本時間22日)、敵地オリオールズ戦で念願のメジャーデビューを果たした。メジャー初打席で、目の覚めるようなセンター前安打を放ち、幸先のいいスタート。試合後は、記念すべき初打席を「とってもエキサイトした」と振り返ったそうだ。球団公式サイトが伝えている。
長年の夢がついに叶った。キューバ国内リーグで15年、日本ではDeNAで1シーズンをプレーしたグリエルが、メジャーデビューを果たした。「6番・DH」で先発出場すると、2回2死走者なしで迎えた第1打席に、オリオールズ先発ガヤルドから、二遊間を真っ二つに割る目の覚めるようなセンター前ヒットを打った。この打席について「打席に立つ時、もちろん、とってもエキサイトしたよ。それでも、感情をコントロールして、仕事を果たすことに集中できた」と振り返った32歳の“新人”は、記念すべき一歩を踏み出し、ホッとした様子だったという。
第2打席は四球、第3打席は二ゴロに倒れ、2打数1安打1四球。9回の打席では、右太もも裏に張りを感じたため代打を送られたが、ヒンチ監督は「最後までプレーすることもできた」と話し、念のための措置であることを強調したそうだ。