鷹二保、5日オリ戦で今季初勝利狙う チーム7連勝中「千賀がプレッシャーかけて…」

ソフトバンク・二保旭【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・二保旭【写真:藤浦一都】

オリックス打線は「繋げて必死に食らいついてくる」

■オリックス – ソフトバンク(5日・ほっと神戸)

 ソフトバンクの二保旭投手が5日のオリックス戦(ほっともっと神戸)に先発する。二保にとっては5月28日のオリックス戦、6月16日の横浜DeNA戦に次ぐ今季3度目の先発となる。

 ほぼ3週間ぶりの登板となるが、状態についいて「いい感じです」という二保。ほっともっと神戸について「雨のイメージしかない」と笑いながらも「ヤフオクドームより広いが、風の影響を早めにつかんでいきたい」と、野外球場ならではの注意点を挙げた。

 5月に一度対戦しているオリックス打線については「一発というよりも繋げて必死に食らいついてくるイメージ」と分析し「それだけに自分のペースで投げることが大事」と力を込めた。

 そのオリックス打線には、中日からモヤも加わったばかり。移籍後初打席本塁打が話題となったが、二保にとっては「中日時代にウエスタンで何度も対戦してきた」という“顔なじみ”だ。「どんな打者かはわかっていますが、相手も僕の特徴は知っているはずなので、舐めてかからないように気をつけます」と気を引き締めた。

 チームは今季最長の7連勝中。二保は「ものすごくプレッシャーになります。千賀が『僕も連勝で渡すんで止めないでくださいね』ってプレッシャーかけてくるんですよ」と苦笑い。

 投げ合う相手は、3試合で1点も奪えていないソフトバンク打線の天敵・山本。二保にとっても5月28日に続く2度目の対戦だが、「試合を壊さないように投げたい」と少し控えめに語った。

 トミー・ジョン手術を受けて一度は地獄を見た男。チームの連勝や天敵との投げ合い、後輩の“いじり”など、全てのプレッシャーを楽しみ今季初勝利を狙う。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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