田中将大、6勝目ならずも指揮官は称賛「どれほど良い投手なのか示した」

レイズ戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
レイズ戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

7回途中まで好投も救援が打たれ、6回1/3で4失点

■ヤンキース 8-4 レイズ(日本時間6日・タンパ)

 ヤンキースの田中将大投手は5日(日本時間6日)、敵地でのレイズ戦に先発し今季6勝目はならなかった。1回もたず6失点でKOされたロンドンで行われた29日(同30日)のレッドソックス戦から中5日で先発し6回1/3を投げて6安打4失点。リードの状況で降板したが、リリーフが打たれて白星が消滅した。ヤンキースは延長11回までもつれ込む接戦を制した。

 初回、いきなり1死一、二塁のピンチを招いたものの、後続を打ち取り、無失点の立ち上がり。2回、3回も走者を出しながら、無失点に切り抜けていたが、1点リードで迎えた4回先頭のロウに同点ソロ本塁打を被弾。味方打線が勝ち越した5回にも先頭のズニーノにソロ本塁打を浴びて1点差に詰め寄られた。

 7回1死からブロソーに左翼フェンス直撃の二塁打を浴び、自身の暴投とズニーノへの四球で1死一、三塁に。1点リードのまま、田中はここで降板となった。代わった2番手コルテスJr.が四球で満塁とされ、2点適時打を浴びて逆転を許して白星は消えた。

 延長戦の末に接戦を制したアーロン・ブーン監督は「彼は本当に良い投球をしたと思う。最高の投球ではなかったが、それでもどれほど良い投手なのか示した。長いイニングを投げ、相手打線をあのように抑えたことは、本当に良いパフォーマンスだったと思う」と評価し、田中の投球を称えていた。

(Full-Count編集部)

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