日ハム栗山監督、決勝打の杉谷を絶賛 「よく頑張った。必死さと最後は魂」
70勝一番乗りでSBと-0.5差のまま、「100勝だったらいいけどね」
日本ハムの栗山英樹監督が24日のロッテ戦(QVCマリン)で決勝打を放った杉谷拳士内野手を絶賛した。
杉谷は7回の守りから途中出場。同点の8回2死満塁、南から右前へ決勝2点タイムリーを放った。
試合後、「打つと思っていた」と上機嫌の栗山監督。チームのムードメーカーへ賛辞の言葉を贈った。
「本当によく打った。この時期は『誰が打った』とか関係ない。結果が出ることが大事。拳士はよく頑張ったね。(8月は)みんなつらい、苦しいのは分かっている。必死さと、最後は魂。拳士はよく打ったね」
チームは3連勝で70勝一番乗り。ロッテとの今季対戦成績は10勝9敗となり、パ・リーグ全球団に勝ち越しとした。70勝到達については「(70勝でなく)100勝だったらいいけどね」と冗談っぽく笑った栗山監督は、力強く今後を見据えた。
「(ペナントレースは)苦手を作ると苦しくなる。今年のロッテはバランスがいいからね。先を見据えても、苦手意識を作らないことが大事」
首位・ソフトバンクも勝ったためマイナス0.5ゲーム差で2位のまま。首位奪取、リーグ制覇へ向けて、熱い思いでチームを前進させていく。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count