ダルビッシュ初本塁打の衝撃…初速170キロ、飛距離125M、球速158キロ&HR
地元紙が特集、日米通算52打席目での初本塁打に9つの「事実」
レンジャーズのダルビッシュ有投手が24日(日本時間25日)の敵地レッズ戦で豪快なホームランを放ち、話題をさらった。本職の投球では制球に苦しみ、6回4安打5失点(自責3)と勝敗はつかず。しかし、チームは6-5で勝利したとあって、地元メディアも日米通算52打席目で飛び出した右腕のプロ初本塁打に大盛り上がりだった。地元紙「ダラス・モーニング・ニュース」では「レンジャーズがレッズに勝利した試合で飛び出したユウ・ダルビッシュのホームランに関する9つのクレイジーな事実」と題して、特集している。
記事ではまず、ダルビッシュのホームランがレンジャーズの投手としては1997年のボビー・ウィット以来19年ぶりだったこと、1か月前のカブス戦(7月16日)では左打席に立っていたことを紹介。カブス戦では、トミー・ジョン手術を受けた右肘への負担も考慮して、左打席に立ったが、この日は本来の右打ちで豪快な打撃を披露した。本人が「4、5日前に右打席で振り出して、いい感じでした。良い打球が打てていたし、『ちょっと(身体が)強くなった?』と思っていたので、もしかしたら1本出るかなと思ってました」と通訳を介して話していたことにも触れている。
また、3つ目の「事実」として、410フィート(約125メートル)の飛距離が、今季、投手が放った本塁打で6番目だったことを紹介。1位はアリエッタ(カブス)の440フィート(約134メートル)だったという。ちなみに、打球の初速は105.2マイル(約169キロ)とされている。