マリナーズで異例の“NPB3投手リレー”実現 元西武左腕→元ヤクルト右腕→元ハム右腕へ
先発のルブランからカラシティー、そしてバースへとリレー
■エンゼルス – マリナーズ(日本時間14日・アナハイム)
13日(日本時間14日)にエンゼルスタジアムで行われたエンゼルス対マリナーズの一戦で、日本のプロ野球ファンにとって馴染み深い投手が次々にマウンドに上がり、珍しい”NPB経験者”リレーが行われた。
この日、マリナーズの先発マウンドに上がったのは、元西武のウェイド・ルブラン投手。2015年に西武に1年だけ在籍したが、わずか2勝に終わり、2016年にはマリナーズに。パイレーツを経て、2018年にマリナーズに復帰し、昨季は9勝をマークした左腕だ。
ルブランはカルフーンとトラウトに本塁打を浴びるなど、6点を失って4回でKOされた。大谷翔平投手とは3打席無安打2三振、通算11打席無安打8三振と“天敵”ぶりを発揮したが、エンゼルス打線にはつかまる形となった。
このルブランのあとを受けて登板したのは、元ヤクルトのマット・カラシティー投手。昨季ヤクルトに在籍し32試合に投げて7勝をマークした右腕だ。1年でヤクルトを退団し、今季はカブス傘下へ。6月に自由契約となり、マリナーズと契約して6月下旬にメジャー契約を結んでいた。
カラシティーが5回の1回を無失点に封じると、続いて3番手として登板したのは、元日本ハムのアンソニー・バース投手。2016年に日本ハムに在籍し、大谷翔平投手とともに日本ハムの日本一に貢献した右腕だ。2017年からレンジャーズ、カブスと渡り歩き、今季からマリナーズに移籍した。
元西武のルブラン、元ヤクルトのカラシティー、そして元日本ハムのバース。かつてNPBでプレーした3投手による、異例の投手リレーとなった。
(Full-Count編集部)