エ軍トラウト「大したことない」軽症強調も、離脱なら大打撃 16日にMRI検査へ

エンゼルスのマイク・トラウト【写真:AP】
エンゼルスのマイク・トラウト【写真:AP】

右ふくらはぎの張りで、2回終了後に途中交代

■エンゼルス 6-3 マリナーズ(日本時間15日・アナハイム)

 エンゼルスの主砲マイク・トラウト外野手が14日(日本時間15日)の本拠地マリナーズ戦で、右ふくらはぎの張りのため、途中交代した。3回の守備でベンチに退き、試合後は「大丈夫だ。大事をとっただけ」と軽症を強調していた。

 この日も「2番・中堅」でスタメン出場したトラウト。初回2死からドミンゴ・サンタナの中前安打を捕球した際に右ふくらはぎの張りを感じたというトラウト。その裏、初回の第1打席は菊池の前に一塁へのハーフライナーに倒れ、2回終了時で交代することとなった。

 試合後、「大したことはないと思う。大丈夫だったし、プレーを続行したかった。だけど、そうしたバトルでブラッド(・オースマス監督)には勝てないね。大丈夫だ。大事をとっただけだよ。悪化はさせたくないが、今の状態は悪くない」とトラウトはコメント。

 ブラッド・オースマス監督は「明日MRI検査を受ける。長期的な問題ではないと思うが、詳細は明日分かる。彼は今日プレー続行を志願したんだ」と語り、15日(同16日)にトラウトがMRI検査を受けるとした。本塁打、打点でア・リーグトップを走る主砲トラウト。離脱となれば、プレーオフ進出を目指すエンゼルスにとっては大打撃となる。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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