大谷翔平、第3打席で同点犠飛 菊池雄星の前に2打席無安打も、元燕右腕を打つ
菊池の前に第1打席は四球、第2打席は空振り三振に終わった大谷
■エンゼルス – マリナーズ(日本時間15日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地マリナーズ戦に「3番・DH」で8試合連続でスタメン出場。今季2度目の対戦となったマリナーズの菊池雄星投手の前に2打席無安打に終わったが、第3打席で元ヤクルトのカラシティーから同点犠飛を放った。
この日のマリナーズの先発は花巻東高の先輩である菊池。6月8日(同9日)に実現したメジャー初対決では大谷が第1打席に二塁内野安打を放ち、第3打席では左中間へ6号ソロ。ラステラ、トラウトに続く衝撃の3者連続本塁打を放ち、菊池は4回途中7失点でノックアウトされていた。注目の2度目の対戦。初回2死での第1打席はフルカウントからの7球目を大谷が見極めて四球を選び、3回1死での第2打席は外角のスライダーにバットが空を切り空振り三振に倒れた。
2打席ノーヒットで迎えた5回の第3打席。菊池はこの回途中で降板となり、マウンド上には元ヤクルトの右腕カラシティーが上がっていた。シモンズへの押し出し四球で1点差に迫り、なおも無死満塁のビッグチャンスで打席へ立った。1ストライクからの2球目を弾き返した打球は左翼への飛球に。三塁走者が悠々と生還し、同点犠飛となった。これが今季の39打点目となり、メジャー通算100打点目となった。
6月を打率.340、自身の月間最多を更新する9本塁打22打点と好成績で駆け抜けた大谷。7月に入っても好調を維持し、後半戦初戦となった12日(同13日)のマリナーズ戦まで8試合連続安打としていた。前日13日(同14日)の試合では苦手としているルブランに苦戦し、9試合ぶりの無安打に終わっていた。
今季、ここまでの大谷は205打数61安打の打率.298、14本塁打38打点となっていた。
(Full-Count編集部)