大谷翔平、2打数1安打1打点 メジャー通算100打点で勝利貢献 エ軍は3連勝で貯金2
第3打席で同点犠飛を放つと、第4打席には一塁への内野安打
■エンゼルス 6-3 マリナーズ(日本時間15日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地マリナーズ戦に「3番・DH」で8試合連続でスタメン出場し、2打数1安打1打点だった。今季2度目の対戦となったマリナーズの菊池雄星投手の前に2打席無安打に終わったが、第3打席に同点犠飛、第4打席では一塁への内野安打を放ち、打率を.300とした。エンゼルスは8回にマット・サイス内野手のメジャー初本塁打となる3ランで勝ち越し、3連勝で貯金2とした。
この日のマリナーズ先発は花巻東高の先輩である菊池。メジャー2度目の“花巻東対決”は、第1打席がフルカウントからの7球目の変化球を大谷が見極めて四球、3回1死での第2打席では外角のスライダーに大谷のバットが空を切り空振り三振。2打席無安打に終わった。
5回無死満塁での第3打席では、2番手の元ヤクルトのマット・カラシティー投手と対戦し左翼への同点犠飛。これがメジャー通算100打点目という節目の打点となった。第4打席では、日本ハムでチームメートだったアンソニー・バース投手から一塁強襲の内野安打を放ち、2試合ぶりの安打。この日は2打数1安打1打点、打率を.300と3割に戻した。
エンゼルスは5回に菊池からチャンスを作り、押し出し四球と大谷の犠飛で同点に。3-3で迎えた8回にはルーキーのマット・サイス内野手がメジャー初本塁打となる1号3ランで勝ち越しに成功し、勝利した。後半戦再開後は負けなしの3連勝となり、貯金を2に伸ばした。
菊池は4回0/3を投げて2安打3失点で勝敗はつかず。マリナーズは継投が裏目に出て4連敗となった。
(Full-Count編集部)