大谷、快足飛ばし先制打! 「ボブルヘッドデー」で自己最長12戦連続出塁&40打点到達
来場者先着3万人に大谷の首振り人形配布、エンゼルスは大谷先制打から一挙6得点
■エンゼルス – アストロズ(日本時間17日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地アストロズ戦に「3番・DH」で今季最長の10試合連続でスタメン出場し、初回に2試合ぶりのヒットを放った。この日は大谷の首振り人形(ボブルヘッド)が来場者先着3万人に配布され、エンゼルスタジアムには多くの観客が詰めかけたが、“主役”が期待に応えて快音を響かせた。
大谷は0-0で迎えた初回、「オープナー」のメジャー通算92セーブ右腕、ロンドンと対戦。先頭フレッチャー、2番シモンズの連打で無死一、三塁という好機で打席に立った。カウント2-2から内角への96マイル(約154キロ)の直球を三遊間へ転がすと、快足を飛ばして一塁へ。相手遊撃手が必死に送球したものの、大谷のスピードが上回り先制の適時内野安打となった。
大谷は15日(同16日)の同戦では4打数無安打も、5回に四球を選んでメジャー自己最長タイの11試合連続出塁。出塁後、走塁の際に送球が左脚付け根に直撃するハプニングで痛そうな仕草を見せたものの、直後にプホルスのタイムリーで二塁から快足を飛ばして生還していた。この日は「オープナー」のロンドンから2試合ぶりのヒットで、自己最長を更新する12試合連続出塁となった。
エンゼルスは後半戦に入って負けなしの4連勝中。この日も、大谷のヒットを皮切りに初回から打者一巡の猛攻で一挙6得点。「オープナー」のロンドンは1回持たずにKOとなった。
大谷の今季通算成績は、試合前まで57試合出場、打率.294、14本塁打、39打点、OPS(出塁率+長打率).897となっており、58試合目の出場で40打点に到達した。前半戦最終戦の7日(同8日)敵地アストロズ戦以来、5試合ぶりのホームランにも期待がかかる。