大谷、第3打席はニゴロ 「ボブルヘッドデー」に“快足先制打”&“超速中前打”でマルチ
今季最長の10試合連続スタメン出場で躍動、自己最長の12戦連続出塁に
■エンゼルス – アストロズ(日本時間17日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地アストロズ戦に「3番・DH」で今季最長の10試合連続でスタメン出場し、初回に快足を飛ばして先制打。2回の第2打席は中前打を放った。第3打席はニゴロに倒れたものの、自身の首振り(ボブルヘッド)人形が来場者先着3万人に配布された一戦で躍動している。
大谷は0-0で迎えた初回、無死一、三塁の好機で「オープナー」のメジャー通算92セーブ右腕、ロンドンの96マイル(約154キロ)の直球を三遊間へ転がすと、快足を飛ばした。大谷のスピードが送球を上回り、先制の適時内野安打に。エンゼルスはこの回、打者一巡の猛攻で一挙6得点。「オープナー」のロンドンを2/3回でKOした。
さらに、2回1死走者なしでは2番手デベンスキーからセンター前に打球速度114マイル(約183キロ)の痛烈なライナーで運ぶヒット。今季20度目のマルチ安打とした。第3打席は4回2死走者なしの場面でニゴロに倒れ、初めて凡退した。
自己最長を更新する12試合連続出塁とした大谷。前半戦最終戦の7日(同8日)敵地アストロズ戦以来5試合ぶりのホームランに期待がかかる。エンゼルスは後半戦に入って負けなしの4連勝中で、大谷の今季通算成績は、試合前まで57試合出場、打率.294、14本塁打、39打点、OPS(出塁率+長打率).897となっている。
(Full-Count編集部)