イチローが左前安打で通算3013安打&2得点! チームは5連敗でストップ
ビデオ判定で出塁した2回に先制ホーム、左前打の7回には4点目のホームイン
マーリンズのイチロー外野手が1日(日本時間2日)、敵地でのメッツ戦に「2番・右翼」で先発し、5打数1安打2得点で、チームの連敗ストップに貢献した。第4打席に左前安打を放ってメジャー通算3013安打を記録。歴代26位ラファエル・パルメイロの3020本まで「7」とした(球団提供資料による)。チームは6-4で勝利。連敗を「5」で止め、プレーオフ進出に望みをつないだ。
28歳の剛腕デグロムと対戦したこの日。第1打席は三塁ゴロ、第2打席は二ゴロ、第3打席は空振り三振と完全に打ち取られていた。だが、二ゴロながらも快足を飛ばして併殺をまぬかれた第2打席には、4番イエリッチのセンター前安打で先制ホーム。これで打線はリズムをつかみ、5回に2点を追加した。
快音が響いたのは7回だった。2点リードで迎えた7回先頭の場面。2番手左腕スモーカーを相手に、1ストライクから2球目93マイル(約150キロ)速球を振り抜くと、打球は遊撃手の頭を越えるレフト前安打となった。次打者プラドが四球で出塁し、無死一、二塁としたところで、3番イエリッチが3試合連続となる18号3ランで試合を決めた。
イチローは5打数1安打2得点で、打率は.292となった。
前日は見事な守備で沸かせたが、この日は攻撃の起点となり、勝利に貢献したイチロー。連敗を止めたチームは、ワイルドカード争いにとどまった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count