西武中村「何も考えてなかった」無心のサヨナラ弾で史上20人目の400号達成

西武・中村剛也【写真:荒川祐史】
西武・中村剛也【写真:荒川祐史】

同点で迎えた延長11回1死で増井からサヨナラ15号ソロ

■西武 5-4 オリックス(19日・メットライフ)

 西武の中村剛也内野手が、劇的なサヨナラ本塁打で史上二十人目の通算400号本塁打を達成した。19日、本拠地メットライフドームでのオリックス戦。同点で迎えた延長11回、激戦に終止符を打つ劇的な一発で大台を達成し、試合後のお立ち台では「久しぶりに芯に当たったので、いったかなと思いました」と振り返った。

 3点ビハインドの9回、金子侑が起死回生の同点3ランを放って追いつき、延長戦にもつれ込んだ。延長11回1死走者なし。オリックスのマウンドには増井が上がっていた。2ボール1ストライクからの4球目。真ん中高めに浮いたフォークを完璧に捉えた。

 打った瞬間に中村も劇弾を確信。右手に持ったバットを掲げて、ガッツポーズを決めると、本拠地の大ファンの声援に包まれてダイヤモンドを一周し、チームメートの歓喜の輪へと飛び込んだ。試合後は平良、金子侑とお立ち台でヒーローインタビューに臨むと「ハッキリ言うと、何も考えてなかった。久しぶりに芯に当たったので、いったかなと思いました」と語り、ファンの喝采を浴びていた。

(Full-Count編集部)

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