田中将大、ヤンキースで2番目に価値のある選手に選出 1位は驚異のルーキー

米メディアがトップ20を選出、「ヤンキースで最も価値がある選手は誰?」

 今季、サイ・ヤング賞候補にも名前が上がっている田中将大投手が、地元メディアからヤンキースで2番目に価値のある選手に選出されている。

 メジャー3年目の田中は、ここまで30試合登板で13勝4敗、リーグトップの防御率2.97をマーク。開幕から先発ローテを守り、投球回は193回2/3と自身初の200イニング到達も確実となっている。トレード期限までに主力を大量放出したヤンキースがプレーオフ進出争いにとどまっていられる理由は、田中がエースとしての役割を果たしているからだとする声が多い。

 米スポーツサイトの「ファンサイデッド」では、「ニューヨーク・ヤンキースで最も価値のある選手、TOP20」と題した特集を掲載。記事では「ニューヨーク・ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは近年、トレードに意欲的だ。ブライアン・キャッシュマンGMは球界で最も若い才能たちを手中に収めている。今冬のトレード市場では目玉になるであろう選手ばかりだ」として「ストーブ・リーグを目前にした今、ヤンキースで最も価値がある選手は誰だろう」と20人の選手を選出している。

 唯一、田中よりも「価値がある」と評価されたのは、ルーキー捕手のゲーリー・サンチェス。捕手でありながら、ここまで40試合出場で打率318、15本塁打、29打点と圧巻の打撃を見せ、メジャーの話題をさらってきた。

 寸評では「最もエキサイティングなパワーヒッターの一人。加えて、彼は最も大変なポジションを任されている」と絶賛。田中とのコンビもよく、今のヤンキースで最も頼りになる選手の1人だ。

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