MLBで歴代6位!? 米紙特集、イチローに足りない“唯一の偉業”とは

縁のないワールドシリーズ、歴代6位の通算2494試合で出場なし

 今シーズンは、メジャー通算500盗塁に始まり、ピート・ローズ超え、メジャー通算3000本安打、日米通算三塁打数での福本豊氏超え、日米通算4300安打など、数々の金字塔を打ち立ててきたマーリンズのイチロー外野手。23日(日本時間24日)のブレーブス戦では、9試合20打席ぶりの安打を放ったものの、チームは3連敗で借金2となり、プレーオフ進出の可能性がまた低くなってしまった。

 プロ生活25年目、メジャー16年目の大ベテランだが、プレーオフとの縁は薄い。これまでプレーオフに出場したのは、ルーキーイヤーの2001年とヤンキース在籍時の2012年の2度だけ。さらに、ワールドシリーズに目を向けてみると、一度も出場したことがない。実は、メジャーの長い歴史を振り返ってみても、イチローより多くの試合に出場しながらワールドシリーズを経験したことがないのは、わずか5人だけだという。地元紙「マイアミ・ヘラルド」電子版が伝えている。

 23日の試合を終えた時点で、イチローはメジャー通算2494試合に出場。記事によれば「ワールドシリーズ未経験者のメジャー出場試合数ランキング」という不運なリストで、イチローは歴代6位に位置しているという。1位はラファエル・パルメイロの2831試合、2位はケン・グリフィーJr.の2671試合、3位はアンドレ・ドーソンの2627試合、4位はアーニー・バンクスの2528試合、5位はフリオ・フランコの2527試合となっている。

 ワールドシリーズについて質問されたイチローは「一度も行ったことがないから、どんなものか分からない。だから、一度出場すれば、その時は『これを経験せずにいたんだ』と言えると思います」と話したそうだ。

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