大逆転Vの日ハム栗山監督、CSへ決意 「必ず日本一になります。それだけ」

引退の武田勝に「感謝でいっぱい」、10勝の増井には「本当にすごいシーズン」

 日本ハムの栗山英樹監督が30日のレギュラーシーズン最終戦後、ポストシーズンへ向けて「必ず日本一になります。それだけです」と意気込みを語った。

 ロッテとの最終戦(札幌ドーム)は、今季限りで現役引退する武田勝が先発。初回先頭・清田を空振り三振に仕留め、11年間の現役生活に別れを告げた。試合後の引退セレモニーでは「オレのために日本一になれ!」とハッパをかけた左腕。栗山監督は感謝の言葉を贈った。

「(12年の)日本シリーズで『中継ぎでも何でもやりますから』と言っていたのを思い出した。本当に感謝しかない。(今回の現役引退が)納得してくれたらいいなと思う。どんな野球選手もそうだけど、いつか次のステップを踏まないといけない。早いから遅いからではない。感謝でいっぱいです」

 その後、2番手として増井が救援。3回2/3を1安打1失点。今季途中に抑えから先発へ転向した右腕が、自身初の2桁10勝目を挙げた。

「良かったね。ホッとした。素晴らしかったね。本当にすごいシーズン。野球の神様が2桁勝つように言ったんだと思う。ありがとうございました」

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