今年こそ止められるか!? ヤクルトを襲う悪夢のドラフト抽選劇

2009年から1巡目重複指名1回目の抽選は7連敗中

 10月20日に2016年のドラフト会議が行われる。大学・社会人には即戦力投手、高校生でも好素材がそろう今ドラフトでも重複指名はありそうだ。

 昨年の最多入札は、ソフトバンクが獲得した県岐阜商の高橋純平投手の3球団。続いて阪神入りした高山俊外野手(明治大)、ロッテ入りした平沢大河内野手(仙台育英)の2球団。記憶に新しいのは、高山の抽選で先にくじを引いたヤクルト真中監督が外れくじに記されているドラフト会議のロゴマークを「交渉権獲得」のマークと勘違いしてガッツポーズしたこと。阪神金本監督はその姿を見て、くじを見ずに席に戻った。真中監督はインタビューまで答えてしまったが、実際に交渉権獲得していたのは阪神だった。

 ヤクルトはこの抽選に敗れ、2009年から重複1回目の1巡目抽選では7連敗。2007年に佐藤由規投手(仙台育英)を5球団競合で引き当てから、重複1回目の1巡目抽選で勝てていない。

 過去のドラフトでの“戦い”の足跡は以下の通り。ヤクルトは重複を恐れない姿勢をここまで貫いている。

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