西武ニールの“仕事ぶり”は「80%」!? 7月21日オリ戦でパーソルDAY開催
今季から入団した技巧派右腕ニール、“仕事ぶり”を訊ねると…
パ・リーグのオフィシャルスポンサー・パーソルグループの冠試合「パーソルDAY」。その西武-オリックス戦が、7月21日にメットライフドームで行われた。
今回、始球式投球権を獲得したのは千葉県在住の福田哲明さん。満員の観客の中、大役を全う。「(鈴木将平外野手との)キャッチボールではできていたのに、本番では緊張してストライク投球できませんでした。終わった後に、キャッチャーの岡田(雅利)選手が『ちゃんと捕ってあげられなくてゴメン』と声をかけてくださって。優しいですよね。暴投をしてしまった僕が悪いのにと申し訳なくなりました」と微笑ましいエピソードも披露した。
ゲームは、10-3で西武が逆転勝利。5回まではタイムリーが出ず追う立場だったが、6回裏に4番・山川穂高内野手の30号3ランで試合をひっくり返し、大量リードを継投で守りきった。
西武の先発・ニールは、今季から入団した技巧派右腕。この日はシンカーとシュートを効果的に使い、持ち前の打たせて取るピッチングで自身の連勝記録を伸ばす勝ち星を手にした。試合後、ニールに「今日の仕事ぶり」について訊ねた。
「(『この日の仕事ぶり』をパーセンテージで言うと)80%ですね。良いピッチングができたと思いますし、チームとしてもホームランが出て良い勝利につながりました。良かったボールはシンカー。ただオールスターゲームの影響で登板間隔があいて、序盤はピッチングの感覚をつかむことに苦労しました。まるで自分でないみたいに。でも最終的には良いピッチングができたと思います。この良い感覚を忘れずに次のゲームにも挑みたいです。そして次回以降も自分が常に目標としている長い回を投げること、しっかり試合を作っていくことをやっていきたいです」