前田健太、71日ぶり白星！　7回零封の快投＆スクイズ、投打で躍動し8勝目

先発登板では12試合ぶりの勝利、自身の連敗は「6」でストップ

■ドジャース 4-0 Dバックス（日本時間11日・ロサンゼルス）

　ドジャースの前田健太投手は10日（日本時間11日）、本拠地ダイヤモンドバックス戦で7回3安打無失点6奪三振無四球と快投し、5月31日（同1日）の敵地フィリーズ戦以来71日ぶりの白星となる8勝目（8敗）を挙げた。自らスクイズも決めるなど投打で躍動。先発登板では自身の連敗を「6」で止め、12試合ぶりの勝利となった。

　前田は3回まで一人の打者も出さないパーフェクト投球。打線も2回にマンシーのソロ弾で先制すると、3回はネグロンがタイムリーと2点を挙げて援護した。

　4回、前田は先頭ダイソンに初ヒットを浴びたが、女房役のマーティンが二盗を阻止。マルテにも左前打を許し、盗塁と暴投で三塁まで進めたが、後続を断って無失点で切り抜けると、その裏には打撃でも見せ場を作った。マーティンのタイムリーで追加点を挙げ、なおも1死一、三塁の好機で打席へ。ここでヤングの初球の88マイル（約142キロ）シンカーを巧みに転がし、スクイズを成功させて貴重な4点目を自らのバットでもぎ取った。

　前田は5回も3者凡退に仕留めると、6回は1安打を許しながら無失点。その裏の攻撃では1死一塁で見事にバントを決め、7回は3者凡退に抑えて“お役御免”となった。93球を投げてストライクは63球、防御率4.12。打っては打率.263、今季4打点となった。

　ドジャースは救援陣もリードを守り、連敗はせず。78勝41敗の貯金37と圧倒的な強さを見せている。

（Full-Count編集部）