イチローの輝きが「マーリンズに活力与える」、米メディアが特集

イチローの金字塔もマーリンズに「活力与えた」事象の一つ

 今シーズン途中までプレーオフ進出争いを繰り広げながら、中盤戦以降失速したマーリンズ。シーズンの最後にはエースのホセ・フェルナンデス投手が24歳の若さで事故死し、マイアミは大きな悲しみに包まれた。そんな失意の球団について、米メディアが今季において2017年に向け光明となった出来事を特集。イチロー外野手の金字塔も特筆している。

 米野球専門メディア「ナックルボール」がマーリンズがシーズンを終えたタイミングで特集記事を掲載。「マーリンズは2017年に前向き」との見出しでレポートした。

 今季、マーリンズはナ・リーグで79勝82敗の借金「3」で東地区3位に。ワイルドカード争いでもプレーオフ出場圏の2位まで7.5ゲーム差をつけられるなど、満足いく結果を残せなかった。それでも特集では今季の明るい材料を5つピックアップし、「それらはチームに活力を与えた事柄であり、また、来季のマーリンズを楽観的にさせるだろう」とレポート。最後の項目にイチローの3000安打達成を挙げている。

 今季イチローは4番手の外野手としてスタートしながら前半戦は好調を維持。4月29日にはメジャー通算500盗塁、6月15日には日米通算でピート・ローズのメジャー最多4256安打超えを達成するなど次々と金字塔を打ち立てた。

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