大谷、初回に適時二塁打＆2回に適時三塁打！　2打席連続タイムリーで27度目マルチ

「3番・DH」で6試合連続スタメン出場、試合前には20本柵越えの衝撃フリー打撃

■エンゼルス – パイレーツ（日本時間14日・アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手は13日（日本時間14日）、本拠地パイレーツ戦（同午前11時7分開始）に「3番・DH」で6試合連続スタメン出場し、初回の第1打席で4試合連続のヒットとなる先制の左前適時二塁打を放つと、第2打席でも適時三塁打を放ち、今季27度目のマルチ安打を記録した。

　大谷は初回、無死一、二塁の好機で打席へ。カウント2-2から右腕ウィリアムズの94マイル（約151キロ）の直球をとらえ、痛烈なライナーで左翼線に運んだ。大谷は二塁に到達。二塁走者のフレッチャーが生還し、エンゼルスに先制点をもたらした。エンゼルスはさらに、アップトンの内野ゴロ、プホルスのタイムリーで初回から3点を奪った。

　そして、大谷は第2打席でもヒット。2回2死一塁で1ボール2ストライクからスライダーを左翼線に落とし、一塁走者のフレッチャーが生還した。大谷は快足を飛ばして三塁に到達。適時二塁打、適時三塁打で2試合ぶり、今季27度目のマルチ安打とした。この日は試合前に39スイングで半分以上の20本が柵越えという衝撃的なフリー打撃を見せていた大谷。7月27日（同28日）のオリオールズ戦から13試合連続、53打席連続で試合での柵越えは出ていないが、久々のホームランにも期待がかかる。

　大谷の試合前までの今季通算成績は81試合出場で291打数84安打の打率.289、15本塁打、47打点、OPS（出塁率+長打率）.852となっている。

（Full-Count編集部）