オリックスが大量10得点、金子の好投で雪辱 ソフトバンクとのゲーム差は再び3.5に
エース・金子が意地の投球で14勝目
昨日、首位攻防第1ラウンドを西で落としたオリックスは、エース金子千が先発。ソフトバンクの先発は摂津。エース同士の投げ合いとなった試合は、オリックス打線が爆発し10-4で勝利。前日の雪辱を果たした。
3回裏、オリックスは1死から伊藤、平野恵の連打で1死1、3塁とすると、安達が犠牲フライを打ち上げ1点を先制する。続く糸井もセンター前へ鋭く抜けるタイムリーを放ち、オリックスが2-0とリードを広げる。
4回表、先制されたソフトバンクもすぐに反撃。2死2塁から、昨日のヒーロー4番李大浩が、外角の甘い球をセンターバックスクリーンへ運ぶ、17号2ランホームラン。ソフトバンクがあっという間に2-2の同点に追いつく。
6回裏、オリックスは先頭のT-岡田がツーベースで出塁すると、摂津は続くヘルマンに死球を与え無死1、2塁。原拓は倒れたものの、駿太が四球を選び1死満塁とする。ここで伊藤がセンター前にタイムリーを放ち、オリックスが2点を勝ち越し。さらに2死から安達のタイムリー、糸井のタイムリーツーベースで一挙5得点。オリックスが摂津を捉え、7-2と大きくリードを広げた。
8回裏には、ホームランダービートップに並ぶ、ペーニャの31号3ランホームランが飛び出し、10-2とオリックスが試合を決めた。
9回表、金子千は今宮、内川、李に3連打を許し1点を返されると、さらに松田へ四球を与えたところで降板となった。代わった佐藤達は柳田に犠飛を許したものの後続を打ち取り、10-4でオリックスの勝利。
金子千は8回0/3・121球を投げて6安打4失点で14勝目(5敗)を挙げた。金子は9月3日のソフトバンク戦で敗れていただけに、嬉しい勝利となった。
首位攻防第2ラウンドはオリックスが制し、これで1勝1敗。両チームのゲーム差は再び3.5と接近した。
オリックス対ソフトバンク ダイジェスト【パ・リーグTV】
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count