大谷翔平の“カーブ解禁”ブルペンに地元メディア興奮「進歩」「回復は極めて良好だ」

ブルペン投球を行ったエンゼルス・大谷翔平【写真:盆子原浩二】
ブルペン投球を行ったエンゼルス・大谷翔平【写真:盆子原浩二】

昨年10月初旬のトミー・ジョン手術後初めてブルペンで変化球を投じた

 エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地・ホワイトソックス戦前に今季10度目のブルペン入りした。昨年10月初旬の右肘内側側副靭帯の再建術(トミー・ジョン手術)後、初めてカーブを解禁。地元メディアは「回復は極めて良好だ」「進歩」と評価し、二刀流完全復活への機運が高まっている。

 捕手を座らせて30球投げた大谷。今季これまでのブルペンでの投球練習ではフォーシームだけだったが、ついに変化球を披露した。

 MLB公式サイトのエンゼルス番、レット・ボリンジャー記者は「ショウヘイ・オオタニはブルペンでカーブを投げるまでに進歩した。速球の時速は85マイル(約136.8キロ)まで上がったと話していた」とツイッターで速報。速球も時速137キロまで上げてきたと、順調な回復ぶりを評価している。

 地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のマイク・ディジオバンナ記者もツイッターで「エンゼルス右腕ショウヘイ・オオタニが今日の40球のブルペンでの練習で初めてカーブを投げた。速球は時速85マイルに到達。トミー・ジョン手術からの回復は極めて良好のようだ」とリハビリの進捗状況を高く評価している。

 スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番、ファビアン・アルダヤ記者もツイッターで「手術前に最も肘が痛んだのがカーブだったので、いい兆候と話していた」と大谷自身の手応えをレポートしていた。

 ついに変化球解禁となった大谷。来季の二刀流完全復活に視界は良好だ。

(Full-Count編集部)

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