大谷翔平74打席ぶり16号で名物実況も“復活”「ビッグフライ、オオタニサン!」

16号本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
16号本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

本拠地ホワイトソックス戦の7回に19試合74打席ぶり16号2ラン

■エンゼルス 9-2 Wソックス(日本時間19日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、本拠地のホワイトソックス戦で「3番・指名打者」で2試合ぶりに先発出場。7回の第4打席で中越え16号2ランを放った。23日ぶりとなる一撃に、名物実況も「ビッグフライ、オオタニサン!」と名台詞を炸裂させた。

 待望の一発だった。5-1で迎えた7回無死一塁で大谷が登場。2ボール2ストライクから88.3マイル(約142キロの)の外角カットボールに長い腕を伸ばした。7月27日の本拠地オリオールズ戦の第2打席で放って以来のアーチがバックスクリーンへ飛び込んだ。

 大歓声が湧き上がる中、地元ロサンゼルスで中継しているテレビ局「FOXスポーツ・ウエスト」の名物実況、ビクター・ロハス氏も7月27日(同28日)の本拠地オリオールズ戦以来となる名台詞を炸裂させた。

「これはセンター方向だ。うまく打った。ガルシアが諦めた。入った! ビッグフライ、オオタニサン! 2ランショットだ!」と興奮気味にまくし立てた。

「ビッグフライ、オオタニサン」という名台詞の産みの親として知られるロハス氏は6月8日(同9日)のマリナーズ戦で菊池雄星投手相手の3者連発弾を締め括る一撃を放った際に、動揺のあまりに名台詞を言い忘れるミスを犯していた。

「オオタニにリスペクトを示すために、これからはちゃんと言うようにするよ」と当時猛省していたロハス氏。大谷にとってはメジャー最長のブランクとなる19試合74打席ぶりの一撃となったが、今回は動揺せず。有言実行のシャウトで中継を大いに盛り上げていた。

(Full-Count編集部)

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