西武森が打撃“3冠”、楽天ブセニッツは11H無失点 19年8月投打5傑【パ編】

西武・森友哉【写真:荒川祐史】
西武・森友哉【写真:荒川祐史】

西武急上昇でソフトバンクに肉薄、日本ハムは急失速で2位から最下位に転落

 暑い8月が終わった。パ・リーグの8月の戦いを振り返ろう。

 パ・リーグ2019年8月

○チーム成績

1 ソフトバンク 121試合64勝53敗4分 率.547 差–
2 西武 122試合66勝55敗1分 率.545 差0.0
3 楽天 122試合60勝58敗4分 率.508 差4.5
4 ロッテ 123試合59勝61敗3分 率.492 差6.5
5 オリックス 119試合55勝59敗5分 率.482 差7.5
6 日本ハム 123試合56勝62敗5分 率.475 差8.5

 ソフトバンクと西武はゲーム差なし。一時期はマジック点灯かといわれたソフトバンクだが、西武の猛追にあった。7月末日時点では日本ハムが最下位に転落した。

 昨年の同時期は以下の順位だった。

1 西武 115試合68勝45敗2分 率.602 差–
2 ソフトバンク 112試合61勝50敗1分 率.550 差6.0
3 日本ハム 116試合61勝52敗3分 率.540 差7.0
4 ロッテ 113試合52勝58敗3分 率.473 差14.5
5 オリックス 118試合53勝60敗5分 率.469 差15.0
6 楽天 116試合47勝66敗3分 率.416 差21.0

 昨年は西武が1位。マジックは点灯していなかったが、着々と首位固めをしていた。1位と最下位の差は21ゲームあった。今季は8.5ゲームだ。

○2019年8月のチーム成績

1 西武 27試合17勝10敗0分 率.630
2 オリックス 23試合14勝9敗0分 率.609
3 ソフトバンク 23試合12勝11敗0分 率.522
4 楽天 27試合13勝12敗2分 率.520
5 ロッテ 28試合14勝13敗1分 率.519
6 日本ハム 26試合5勝20敗1分 率.200

 西武、オリックスが急上昇。ソフトバンクはかろうじて勝ち越した。逆に日本ハムは大失速。僅か5勝で、月間勝率.200と低迷し、他の5チームが勝ち越す事態になった。

【打者5傑】

○安打
1 森友哉(西)40
2 島内宏明(楽)38
2 秋山翔吾(西)38
4 吉田正尚(オ)37
5 荻野貴司(ロ)36
5 銀次(楽)36

○本塁打
1 森友哉(西)10
2 山川穂高(西)9
3 ロメロ(オ)7
3 デスパイネ(ソ)7
5 マーティン(ロ)6
5 浅村栄斗(楽)6
5 木村文紀(西)6

○打点
1 森友哉(西)30
2 山川穂高(西)25
2 ロメロ(オ)25
2 中村剛也(西)25
5 浅村栄斗(楽)20

○盗塁
1 安達了一(オ)7
1 荻野貴司(ロ)7
1 福田周平(オ)7
4 金子侑司(西)6
5 源田壮亮(西)5

○打率(規定打席以上)
1 吉田正尚(オ).407
2 ロメロ(オ).385
3 中村剛也(西).384
4 森友哉(西).377
5 島内宏明(楽).362

○RC(Runs Created)打者の総合指標 安打、長打、四死球、盗塁、犠打、犠飛を加味
1森友哉(西)30.94
2外崎修汰(西)24.62
3島内宏明(楽)24.10
4ロメロ(オ)22.95
5中村剛也(西)22.63

 森が月間40安打10本塁打30打点と大活躍。西武は山川、外崎、中村も打撃好調だ。吉田正は本塁打こそ2本だったが、ただ一人打率4割を超えた。

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