和田毅が5回2失点で4敗目もカブス監督は今季の内容に合格点 「勝利の可能性を与え続けてくれている」

「ツヨシは勝利の可能性を与えてくれた」

 カブスの和田毅投手が27日(日本時間現地時間27日)のブルワーズ戦で先発し、5回を投げ、2失点と粘投を見せたが味方打線の援護がなく、4敗目(4勝)を喫した。チームは1-2で敗れた。

 8安打を許しながら出血を抑える粘りのピッチングを見せた左腕をリック・レンテリア監督も地元紙の取材に対してこう称えたという。

「ツヨシは勝利の可能性を我々に与えてくれた。1-2という結果は気の毒だ。ゲームを作ったが、我々は攻撃につなげることができなかった」

 指揮官はヒット5本に抑えられた打線をそう言って嘆いている。

 レンテリア監督は和田に対して前回の18日のドジャース戦が今季最後の登板になると伝えていた。若手にチャンスを与える計画だったが、エドウィン・ジャクソン投手が背中の張りを訴えたために、指揮官は和田に「心の準備をしておいてくれ」と通達。今季限りで契約満了となる和田自身も「本当にいいチャンスをもらえたと思っている」と語り、契約延長に向けての“追試”に意気込んでいた。

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