西武が劇的サヨナラ、鷹はM11、オリックスは9月初勝利…14日のパ・リーグは?

西武はロッテ相手に延長10回サヨナラ勝利【写真:荒川祐史】
西武はロッテ相手に延長10回サヨナラ勝利【写真:荒川祐史】

西武はメヒアがサヨナラ打、日本ハムは優勝消滅&3位以下確定

 パ・リーグは3試合が行われ、ソフトバンク、西武、オリックスが勝利した。首位ソフトバンクは札幌ドームでの日本ハム戦に3-1で勝利し、優勝マジック11に。2位西武は延長10回の熱戦の末に4-3でサヨナラ勝利。オリックスは本拠地の楽天戦に3-2で勝利し、9月初勝利。連敗を9で止めた。

 ソフトバンクは5安打で3点を奪うと、工藤公康監督は先発の武田を4回途中で降板させる継投策に出て、これが奏功。2番手の嘉弥真から5投手が日本ハム打線の反撃を食い止めて逃げ切った。日本ハムは先発・有原が6回4安打3失点で8敗目。打線も中島の押し出し四球による1点止まり。この試合で優勝の可能性が消滅すると同時に3位以下が確定した。

 西武は本拠地でロッテにサヨナラ勝ち。初回に森の22号2ランで先制すると、6回には山川が場外へと飛び出す特大42号ソロを放ってリードを広げた。9回に同点に追いつかれたが、延長10回にメヒアがサヨナラ打を放って勝負を決め、2連勝を飾った。ロッテは痛い連敗。先発の西野が森、山川の2本の本塁打に沈んだ。9回に増田からレアード、岡の連続適時打で同点に追いついたものの、延長10回に東妻がサヨナラ打を浴びた。

 オリックスは先発の山岡が8回途中102球を投げ、4安打7奪三振1四球、2失点と好投し、11勝目(4敗)。打線は4回に宗の右前適時打で先制すると、5回も2死満塁から再び宗が左前への2点適時打と3打点の活躍だった。楽天は先発の辛島が4回途中100球、6安打5四球、3失点と大荒れで降板。打線はウィーラーが8回に18号ソロを放ったが、あと一歩及ばなかった。

→1 ソフトバンク 132試合72勝56敗4分 M11
→2 西武 133試合74勝58敗1分 0
→3 ロッテ 135試合66勝65敗4分 7.5
→4 楽天 133試合64勝65敗4分 1.0
→5 日本ハム 133試合60勝68敗5分 3.5
→6 オリックス 130試合56勝68敗6分 2.0

(Full-Count編集部)

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