田中将大の地区V導く好投に敵将お手上げ 「打者の積極性を利用する。難しい」

11勝目を挙げたヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
11勝目を挙げたヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

7回4安打1失点で11勝目 自身初&チーム7年ぶり地区優勝へ導く

■ヤンキース 9-1 エンゼルス(日本時間20日・ニューヨーク)

 ヤンキースの田中将大投手は19日(日本時間20日)、本拠地エンゼルス戦で7回4安打1失点と好投。今季11勝目(8敗目)を挙げ、メジャー6年目で自身初、チーム7年ぶりの地区優勝を決めた。ポストシーズンでも主戦投手と期待される右腕の好投について、エンゼルスのブラッド・オースマス監督は“我慢強い投球”を称賛した。MLB公式サイトが伝えている。

 田中は4回先頭・カルフーンに右越え32号ソロを被弾したが、リズムを崩さずに7回86球(60球)、6奪三振無四球、4安打1失点。3試合ぶりクオリティースタートで、8月27日の敵地マリナーズ戦以来4試合ぶりの勝ち星を手にした。

 トラウト、大谷翔平、アップトンと主力打者を欠くエンゼルスは5安打1得点。田中が先発した4月25日の対戦では5回2/3で6安打6得点して勝利していたが、オースマス監督「タナカはいつもやっていることをしたよ。彼は屈しない。打者のアグレッシブさを利用する。待たなければならないが、それが難しいんだ」とお手上げだった。

(Full-Count編集部)

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