阪神・藤川球児が自主トレ開始をブログで報告「じっくり土台作りから」
背番号「22」に戻す阪神への復帰2年目に向けて始動
阪神の藤川球児投手が5日に自身のブログを更新し、プロ17年目のシーズンに向けて始動したことを報告している。
「いよいよ自主トレーニング始めました!」と始まるブログでは、室内練習場でメディシンボールのようなものを背後に向かって投げ飛ばしている様子の写真もアップ。「今年はとにかくじっくり土台作りからやるつもりです。しっかり開幕を逆算して万全の状態を作りたいですね」の言葉どおり、下半身と体幹を中心にトレーニングを行っているようだ。
阪神復帰1年目だった昨季は、先発投手として開幕を迎え、4月3日DeNA戦でNPB復帰後を挙げたが、先発5試合で1勝2敗、防御率6.12と奮わず。5月半ばから再びリリーフに転向した。5月18日には1点リードの9回に登板し、NPB復帰後初セーブを記録。その後はセットアッパーや抑えの役目を担いながら、リリーフとして38試合に登板。救援では、4勝4敗3セーブ10ホールド、防御率3.58の成績を残した。
昨季は背番号「18」をつけて戦ったが、今季から渡米前に慣れ親しんだ背番号「22」に復帰。“火の玉ストレート”として知られる速球を武器に、圧倒的なパフォーマンスを見せた渡米前のような姿を見せるべく、再び甲子園のマウンドに上がる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count