Wソックス傘下の20歳右腕が「トレーニングで自身最速177キロを計測」!?
チャプマンを遥かに上回る? MLB公式サイトが動画も紹介、その方法とは…
ホワイトソックスの若手右腕が球速110マイル(約177キロ)を記録し、話題となっている。110マイルといえば、アロルティス・チャプマン投手のMLB史上最速記録105.1マイル(約169.1キロ)を遥かに上回るスピードだが、その“真相”は…。
驚異の数字を叩き出したのは、レッドソックスにトレード移籍したクリス・セール投手の交換相手としてホワイトソックスに加入したマイケル・コペック投手。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は「マイケル・コペックがトレーニングで自身最速110マイルを計測」とのタイトルで伝えている。
記事では「ホワイトソックスはクリス・セールのトレードでマイケル・コペックを獲得した。MLBパイプラインによると、コペックの球速は96~98マイル(約155~158キロ)であり、3桁を記録することもあるという。110は予期しなかったであろうが」と伝えている。
もっとも、コペックが110マイルを計測したのは、マウンドからの投球ではなく、助走をつけて至近距離のネットに投げ込む練習の中でのもの。「Cut4」ではスピードガンでコペックの球速を測っている様子を収めた動画も紹介しているが、投球後に勢い余って前のめりに転んでしまっている。