西武ニールの制球力をMLB番記者も称賛 「この四球の少なさは当然のこと」

西武のザック・ニール【写真:荒川祐史】
西武のザック・ニール【写真:荒川祐史】

今季は100回1/3を投げて15四球、メジャーでは85回2/3で7四球

 今季、パ・リーグ2連覇を達成した西武。最大8.5ゲーム差を逆転したチームの原動力となった1人がザック・ニール投手だ。外国人のプロ野球タイ記録となる11連勝をマークし、1人で実に「11」の貯金を作った。

 この活躍により、巨人からカージナルスに移籍して活躍中のマイルズ・マイコラス投手の“再来”になる可能性があるとして、米球界からも注目を集めているニール。米メディアの注目度も高まっている。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のMLB担当記者、メリッサ・ロッカード氏は自身のツイッターでニール投手について投稿。「元アスレチックスの右腕、ザック・ニールが、西武ライオンズをパ・リーグ王座に導く。この四球数の少なさは、まさに当然のこと」と称賛した。

 ニールは今季、17試合に登板して12勝1敗、防御率2.87。100回1/3を投げて15四球と抜群の制球力で優勝に貢献した。メジャーでも通算85回2/3を投げて7四球と制球には定評があった。MLB球団が興味を示しているという右腕だが、まずはCS突破、そして日本一へ全力を注ぐことになる。

(Full-Count編集部)

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