ヤ軍トーレス「野球にはやり返すチャンスがある」直前“凡退”も決勝2点二塁打

勝利に貢献したヤンキースのグレイバー・トーレス【写真:Getty Images】
勝利に貢献したヤンキースのグレイバー・トーレス【写真:Getty Images】

トーレスは3回満塁機で三ゴロ→同点の5回満塁機で勝ち越し2点二塁打

■ヤンキース 10-4 ツインズ(地区シリーズ・日本時間5日・ニューヨーク)

 ア・リーグの地区シリーズは4日(日本時間5日)、各地で開幕。ヤンキースは本拠地で行われたツインズとの地区シリーズ第1戦で10-4で先勝した。5日(同6日、試合開始6時7分)の第2戦では田中将大投手が先発する。リーグ優勝決定シリーズへ王手をかけたいところだ。

 ヤンキースが年間306本塁打、ツインズが年間307本塁打と両軍が年間本塁打記録を大幅に記録した“超重量打線”対決。ヤンキースが打ち合いを制した。同点に追いつかれた5回1死満塁で、トーレスの左翼線2点二塁打で勝ち越し。6回にはルメイヒュー、ガードナーの一発が飛び出し、7回2死満塁ではルメイヒューの走者一掃の3点二塁打でダメ押した。2本塁打を含む8安打で10得点を打線が活発だった。

 トーレスは3回1死満塁で平凡な三ゴロ。結果的に敵失で2点を呼び、5回の打席で決勝打を放った。「野球にはやり返すチャンスがある。なんとかそのチャンスを生かすことが出来た」と振り返った。ブーン監督は「明らかに大きな打席だった。私達はこのような打席を求めている。いい流れを作れた」と称えた。

 ポストシーズンでのツインズ戦は04年地区シリーズから11連勝。5日の第2戦では田中将大が先発する。対するツインズ先発は新人ドブナック。今季は9試合登板、2勝1敗、防御率1.59。8月にデビューしたばかりの24歳右腕だ。一気に王手をかけたいところだ。

(Full-Count編集部)

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