ソフトバンク和田、初日からブルペンで50球 「これから上げていければ」
「今季は日本一になるまで投げ切る」、ユニフォームでの練習には「身が引き締まる」
1日、ソフトバンクの和田毅が春季キャンプ初日からブルペン入りし、50球を投げ込んだ。
昨季、5年ぶりの日本復帰で最多勝利、勝率第1位の2冠を獲得した和田。それでも、チームV逸と自らの終盤の離脱を悔み、「今季は日本一になるまで投げ切りたい」という強い気持ちで迎えたキャンプで、初日からブルペン入りした。
「低めを意識して投げましたが、今日はあまり良くなかったですね。2日前のブルペンの方が良かったかな。まあ、初日なので今良すぎてもしょうがないので、まだこれから(調子を)上げていければ。やはり、ジャージとは違ってユニフォームを着ると身が引き締まりますね」
キャンプが進むにつれて、開幕投手候補としての注目も大きくなるはずだが「去年の方が『見せなきゃ(いけない)』というがあった。今年は、投げる時はしっかり投げて、休む時はしっかり休んで仕上げていきたい」と、復帰2年目のキャンプに気負いはない。
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藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura