勝てば3年連続日本S進出の鷹がリード広げる 4回にグラシアルがソロ、甲斐が適時二塁打
3回に今宮のソロで先制すると、バンデンハークが直後のピンチを凌ぐ
■西武 – ソフトバンク(CS・13日・メットライフ)
ソフトバンクが大きな追加点を奪った。13日、メットライフドームで行われたクライマックスシリーズファイナルステージ第4戦。3回に今宮のソロで先制すると、4回にはグラシアルがファイナルステージ3発目となるソロ本塁打、甲斐の適時二塁打でさらにリードを広げた。
3回に今宮がソロを放って先制。その直後、先発のバンデンハークが1死一、三塁で源田を投ゴロ併殺打に打ち取って窮地を脱した。すると、大きな追加点がソフトバンクに生まれた。
4回、先頭打者として打席に立ったグラシアルが、西武先発の本田が投じた1ボールからの2球目を逃さなかった。逆球となり真ん中付近に入ってきたストレートを弾き返すと、打球は左中間スタンド中段に飛び込んだ。敵地の西武ファンは静まりかえり、右翼スタンドのソフトバンクファンは一気に沸き上がった。
グラシアルは10日の第1戦、11日の第2戦でも本塁打を放っており、このファイナルステージ4試合で3本目の本塁打。さらに松田宣が中前安打で続くと、甲斐が左翼線を破る二塁打を放ち、松田宣が一塁から一気に生還して3点目。勝てば、日本シリーズ進出が決まる一戦で、ソフトバンクがリードを広げた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)