剛腕コールは投手史上最高の265億円契約に!? ヤンキースとドジャースの争奪戦か

アストロズのゲリット・コール【写真:Getty Images】
アストロズのゲリット・コール【写真:Getty Images】

今季は20勝5敗、防御率2.50、326奪三振で最優秀防御率、最多奪三振の2冠

 アストロズのゲリット・コール投手は今オフにFAとなる。MLB公式サイトは「この名門2球団が今オフにコールの争奪戦を繰り広げるかもしれない」との見出しで特集を掲載し、ヤンキース、ドジャースが超大型契約を結ぶのではないかと予想。7年総額2億4500万ドル(約265億4000万円)という投手史上最高額に達する可能性があると伝えている

 コールは今シーズン、20勝5敗、防御率2.50、326奪三振の成績で最優秀防御率、最多奪三振の2冠を獲得し、アストロズの地区優勝の原動力となった。さらに、地区シリーズ2試合でも、2勝0敗、防御率0.57、25奪三振と圧倒的な投球でリーグ優勝決定シリーズ進出に貢献。今オフのFA市場の目玉となっている。

 MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者は、「ビッグタイム・ベースボール」ポッドキャストで、コールが7年総額2億4500万ドルの契約を手にし、総額で投手史上最高額を更新すると予想。これまでの最高は、レッドソックスがデビッド・プライス投手と2016年から結んだ7年2億1700万ドル(約235億1000万円)となっている。また、最も資金力のある2球団、ヤンキースとドジャースの争奪戦になるだろうとも伝えている。

 記事では、ヤンキースとドジャースがコールを必要とする理由にも言及。ヤンキースはエースを必要としていること、ドジャースはポストシーズンで地区シリーズで敗退したこと、最優秀防御率を獲得した柳賢振とリッチ・ヒルがFAとなることを挙げている。

 コールが今オフ、どこのチームと契約を結ぶのか。そして、その総額にも注目が集まっている。

(Full-Count編集部)

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