ソフトバンクが日本シリーズ3連覇に向け全体練習 工藤監督「僕たちはチャレンジャー」
16日からは紅白戦「生きた球打つのも大事」
日本シリーズ進出を決めたソフトバンクは15日、ヤフオクドームでの全体練習をスタートさせた。初日は軽めの練習となったが、16日からは紅白戦などの実戦モードの練習も行っていく。
13日に日本シリーズ進出を決めたホークスは、14日を移動休日にあて15日から全体練習に取り組んだ。ウォーミングアップでは、アメフト用ボールを使ったラグビーのパスを取り入れるなど、選手たちはリラックスした雰囲気の中で身体を動かした。
工藤公康監督は「準備が大事。心も体も頭も、準備さえ整えばウチの戦いができると思います」とし、その準備の1つとして16日の練習では紅白戦を取り入れることも明かした。「(試合が)5日空くので、生きた球を打つことも大事」と、CSファイナルステージで好調だった打線の感覚を鈍らせないつもりだ。
巨人との日本シリーズに向け「僕たちはリーグ優勝していないパ・リーグ代表。相手はリーグ制覇してCSを勝ち上がってきたジャイアンツさんですから、チャレンジャーという気持ちで臨んでいきます」と、早くも気持ちを引き締めていた。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)