巨人山口は6回3失点で降板 2回にグラシアルに逆転2ランを許す

プロ14年目で日本S初登板、8奪三振の力投も要所で踏ん張り切れず

■ソフトバンク – 巨人(日本シリーズ・19日・ヤフオクドーム)

 19年ぶりに巨人とソフトバンクが戦う日本シリーズは19日、ソフトバンクの本拠地ヤフオクドームで開幕し、巨人の先発山口は81球を投げ、6回を5安打8奪三振3失点でマウンドを降りた。

 プロ14年目で日本シリーズ初登板となった右腕は1回を3人で退ける上々の立ち上がり。しかし、阿部の本塁打で先制した直後の2回1死から中村晃に二塁打されると、続くグラシアルに逆転2ランを浴びた。3回から5回まで3人ずつで片付けたが、6回に1安打と2四死球で一死満塁のピンチを招き、中村晃に中犠飛を許した。

 DeNAから巨人にFA移籍して3年目の今季は最多勝(15勝)、最高勝率(.789)、最多奪三振(188個)の「投手三冠」に輝いた。自身初の日本シリーズで晴れの開幕投手を務めたが、要所で踏ん張り切れなかった。

(Full-Count編集部)

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