DeNAが今季最多9得点で快勝 1000万円“伏兵”の出現で外国人枠争い激化へ
シリアコが適時打2本で2打点、外国人4枠はロペス、クラインが確定的
DeNAは20日、韓国・KIAと練習試合(宜野湾)を行い、実戦では今季最多得点の9-3で快勝した。5番・ロペスと新助っ人のシリアコがタイムリーを2本ずつ放つ大暴れ。ともに2安打2打点をマークし、4枠を巡る外国人争いは激化しそうな見通しだ。
スタメンに名を連ねた助っ人2人が呼応するようにバットから快音を響かせた。3回1死一塁から5番・ロペスが右中間へタイムリー二塁打を放つと、続く6番・シリアコが左翼線へタイムリー二塁打。4回には1死二塁からロペスが中目タイムリーを打てば、シリアコが左越え二塁打で続いた。一挙4得点のビッグイニングを呼んだ。
シリアコは昨季15本塁打を放ち、BCリーグ石川から加入。推定年俸1000万円というお買い得助っ人だが、19日のヤクルト戦(浦添)で来日初アーチを放った“伏兵”の出現によって、注目されるのが6人で1軍4枠を巡る外国人争いだ。
不動のクリーンアップとして昨季、来日自己最多の34本塁打を放ったロペスは確定。推定年俸1億5000万円で獲得し、2ケタ勝利の期待がかかる先発右腕のクラインは18日の中日戦(北谷)で3者三振で1回0封の完全デビューを飾り、こちらもほぼ確定だろう。