侍・武田、ソフトBの同僚相手に好投 3回を39球無安打無失点4K「いい形」

真砂&塚田をカーブで連続空振り三振、3回はわずか6球で3者凡退

 3月の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けて宮崎で強化合宿を行っている野球日本代表「侍ジャパン」は25日、「2017 侍ジャパンオープニングマッチ」(13時~・KIRISHIMAサンマリン宮崎)でソフトバンクと対戦した。先発した武田翔太投手は、所属球団の打線を相手に立ち上がりこそ制球に苦しんだが、2回以降は快投。予定の3イニングを無安打無失点4奪三振1四球にまとめた。

 武田は初回、先頭の中村晃を空振り三振に仕留めたものの、続く今宮はフルカウントは四球で歩かせてしまう。しかし、柳田は初球で三飛に打ち取り、4番の新助っ人ジェンセンはフルカウントから9球目のスライダーを振らせて空振り三振。21球を要したが、無失点に抑えた。

 すると、2回は上林を一直。真砂、塚田はいずれもカーブで空振り三振と持ち味を見せ、3者凡退に打ち取る。さらに、3回は甲斐を三ゴロ、牧原を一ゴロ、中村を三ゴロとわずか6球で3者凡退。結局、3イニングを39球で無失点に抑える好投で予定通りマウンドを降りた。

 降板後、右腕は「初回は球数が多くなってしまいましたが、3回はいい形で投げることができました。地元の宮崎の方々の前でプレーできて嬉しかったです」とコメントした。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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