阪神、若手躍動で侍ジャパンに続いて豪州も撃破 豪州は打線沈黙で完封負け

大山&原口&坂本がタイムリー、豪州は元ヤクルトのデニングが4番で2安打も…

 阪神は4日、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドで日本と同じプールBに入っているオーストラリアと強化試合を行い、3-0で勝利した。ドラ1大山、原口、坂本のタイムリーで得点を重ね、3日の侍ジャパン戦に続いて2連勝。オーストラリアは阪神投手陣の前に5安打に抑えられて無得点に終わった。

 阪神は2回、1死から上本が二塁打で出塁すると、続く大山が適時二塁打。先制に成功した。さらに、3回は2死から鳥谷がレフト前ヒットを打ち、すかさず二盗。原口はレフト前に運び、2点目を奪った。4回は上本の死球と二盗、大山のセンター前ヒットで無死一、三塁として、坂本がレフトへタイムリー。3イニング連続の得点で3-0とした。

 投げては先発・能見が3回1安打無失点6奪三振の快投。2番手・青柳も2回2安打無失点に抑えると、その後は島本、松田、高橋、藤川が1イニングずつを投げ、無失点リレーで快勝した。

 オーストラリアは先発左腕ブラックリーが3回途中4安打2失点。2番手の右腕ルジックは1回1/3を投げて3安打1失点だった。打線は4番に入った元ヤクルトのデニングが2安打を放つも、5安打で完封負けを喫した。

 オーストラリアは8日のWBC初戦で日本と対戦。日本は7日にキューバと対戦するため、オーストラリア戦が2試合目となる。
 
【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY