侍ジャパン、5回に一挙5得点で6点差に 松田は3ランで絶叫「熱男~!」
貴重な一発に「何点あっても足りないので、くらいつきました」
野球日本代表「侍ジャパン」は7日、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド初戦でキューバ(東京ドーム)と対戦。1点リードの5回に松田宣浩内野手(ソフトバンク)の3ランが飛び出すなど、一気に5点を奪い6点差とした。
1点リードで迎えた5回、1死から中田が四球で出塁すると、二盗に成功。続く坂本の適時二塁打を呼び込んだ。日本ハムの主砲が走塁という思わぬ“武器”でかき回して東京ドームを沸かせ、坂本が勝負強い打撃を見せて日本がリードを2点に広げた。
ここでキューバは2番手の左腕イエラからJ・ガルシアに交代。だが、鈴木は四球で一、二塁とチャンスを広げる。ここで松田が1ストライクからの2球目のカーブをフルスイング。レフトスタンドへ叩き込んだ。
大歓声の中でダイヤモンドを一周した松田は、ベンチ前でナインとハイタッチを交わすと、「熱男~!」と絶叫。ムードメーカーの3打席連続安打となる一発で東京ドームのボルテージは最高潮に。松田は「何点あっても足りないので、くらいつきました」とコメントした。
さらに、日本は小林のヒットとエラーなどで2死三塁とすると、菊池がピッチャー強襲のタイムリー。青木、筒香が連続四球の後、中田は凡退したものの、この回一挙5得点のビッグイニングで7-1と大きくリードを広げた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count