D組は初戦でベネズエラとプエルトリコが激突 両国の強烈すぎるスタメン発表
初戦で超注目カード、両国ともにメジャーのスター選手がズラリ
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドD組は、10日(日本時間11日11時?)にベネズエラ-プエルトリコの超注目カードが組まれている。試合開始を前に両チームのスタメンが発表されているが、どちらも強烈なメンバーを揃えてきた。
先攻のベネズエラは、1番にホセ・アルトゥーベ(アストロズ)、2番にマーティン・プラド(マーリンズ)、3番にミゲル・カブレラ(タイガース)、4番にカルロス・ゴンザレス(ロッキーズ)、5番にビクター・マルティネス(タイガース)と、メジャーでも実績十分のスター選手がずらりと並ぶ。
6番以降にも一線級の選手を揃えており、打線に穴はない。さらに、先発はマリナーズのフェリックス・ヘルナンデス投手。「キング」の異名を持つエース右腕は、MLBで多くのエース級投手が出場を回避する中、母国のためにWBCに向けて調整。WBC初戦のマウンドに上がる。
一方、前回大会の準決勝で日本を破り、準優勝に輝いたプエルトリコは、メジャーでブレーク中の若手とベテランを組み合わせ、ラインナップを組んできた。2番にフランシスコ・リンドーア(インディアンス)、3番にカルロス・コレア(アストロズ)が並び、4番はカルロス・ベルトラン(アストロズ)、5番はヤディアー・モリーナ(カージナルス)とベテランのスター選手、そして6番にはハビアー・バエズ(カブス)と再び売り出し中の若手が続く。こちらも強烈なメンバーだ。先発はメッツの右腕セス・ルーゴが務める。
D組初戦では、戦前の予想を覆してイタリアがメキシコに勝利。9回に4点差を逆転する大逆転勝利を飾った。大混戦が予想されるだけに、優勝候補にも名前が挙がる両チームが初戦で激突する今カードに大きな注目が集まる。
両チームのスタメンは以下の通り。
【ベネズエラ】
1(二)ホセ・アルトゥーベ(アストロズ)
2(三)マーティン・プラド(マーリンズ)
3(一)ミゲル・カブレラ(タイガース)
4(右)カルロス・ゴンザレス(ロッキーズ)
5(DH)ビクター・マルティネス(タイガース)
6(捕)サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)
7(左)オドゥベル・ヘレーラ(フィリーズ)
8(遊)アルシデス・エスコバー(ロイヤルズ)
9(中)エンダー・インシアンテ(ブレーブス)
先発投手 フェリックス・ヘルナンデス(マリナーズ)
【プエルトリコ】
1(左)アンヘル・パガン(ジャイアンツからFA)
2(遊)フランシスコ・リンドーア(インディアンス)
3(三)カルロス・コレア(アストロズ)
4(DH)カルロス・ベルトラン(アストロズ)
5(捕)ヤディアー・モリーナ(カージナルス)
6(二)ハビアー・バエズ(カブス)
7(右)エディー・ロサリオ(ツインズ)
8(一)T・J・リベラ(メッツ)
9(中)レイモンド・フエンテス(ダイヤモンドバックス)
先発投手 セス・ルーゴ(メッツ)
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count